寂しくて寂しくて

昨日は、
少し気持ちの整理がついた気がしました。

痩せてしまって、
顎の噛み合わせも歪んでしまった更紗さんを見て、
こんな身体でまだまだ生きて欲しいと願っていた、
自分の残酷さを悔いていました。

どんな姿になっても、
最後の最後まで、
命を全うした更紗さんに教えられました。

昨日は息子が一日中居てくれたので、
気持ちも紛れていたのかな。

でも、
今日は、
寂しくて寂しくて、
辛くて、
悲しくて、
更紗に会いたくて会いたくて。

何を見ても更紗さんを思い出してしまいます。

更紗さん仕様だった部屋のあちこちを片付けるたびに、
更紗さんがどんな気持ちでいたのかと思うと、
胸が痛みます。

あんなに痩せてしまうまでに、
もっとしてやれたことがあったんじゃないか?

17歳という年齢もあって、
自然に死へと向かえるように、
延命治療は望まないと決めていたけど・・・。


更紗さんのいつもどこかが濡れてた顔を押し付けてきたことや、
細い腕の先の冷たく冷えた肉球が恋しくて、
会いたくて会いたくて仕方ないです。

最後に聞いた鳴き声は、
虹の橋を渡るのが怖くて、
あたしを呼んだのかな?

更紗さんは、
気が強いくせに臆病やったから・・・。

移植の後遺症か、
涙が出ないのが、
より辛い。

どーどー涙を出して思いっきり泣けたら、
少しはスッキリするんちゃうかな。

手のかかる子ほど可愛いって、
ほんまなんやな。

もっともっと手こずらせて欲しかった。

もういっかい子育てしてるみたいで、
手を焼くのが嬉しかった。

まだまだ気持ちはまとまらない。

でも書かないとやりきれません。

寂しい。

会いたいよ。

抱っこしたいよ。

すりすりして欲しいよ。

更紗さん、
もう少しお母さんグズグズするけど、
許してな。

アホやなって、
指差して笑っててな。