退院して2年

退院して、
2年が経ちました。

あたしの入ってる保険は、
ガンで入院したら、
退院した日から1年ごとにケア給付金が5回もらえます。

これで2回目です。

無事に日々を過ごせる幸せを噛み締めております。

だって、
今、
どっこも、
いっこも、
痛いところがないの~~~~!!
♪───O(≧∇≦)O────♪

そこそこ仕事や家事やお出かけが出来て、
眠れないほどの悩みもなく過ごせている幸せ。

幸せの定義は色々で、
人それぞれやけど。

あの時の最悪な入院中でも、
人のありがたさに幸せを感じて、
泣けて仕方がなかったもんね。

些細なことにも幸せを感じれることが幸せなのかもしれぬな~。

あたしゃ楽天家でよかったよ。

ちょっと前に、
移植患者の配偶者のケアを研究している院生でありながら、
他県の病院の血液内科の看護師さんもされている方にインタビューを受ける機会がありました。

主はうちのダンナだったけど、
口下手で人見知りなもんで同席させていただきました。

インタビュー対象者が少ないので本当に助かりますと言われていました。

なぜか?

それは、
予後がよくないからなんですよね。

お亡くなりになる方もいらっしゃるし、
移植したことを後悔されている方が多いんだそうです。

たくさんの移植患者さんに接してこられたであろうその方でも、
掛ける言葉がみつからないんです、
と言われてました。

そして、
姉の骨髄がフルマッチと聞いたときのご主人の気持ちは?と聞かれたダンナが、
「もう泣きましたね。
これで治る、助かると思って泣けました。」と。

このインタビュー、
お受けして良かったな~と思いました。

このインタビューで、
あたしの気持ちは色々変わりました。

もちろん良い方に。

みんながあたしの様に元気に過ごせる様にと願わない日はありません。

支えるご家族のご苦労もご心労も計り知れません。

もっともっと研究が進みます様に。

私がするべき最初の一歩は、
この身体を大切にすること。

家族を大切にすること。

2年前、
だれかと車椅子でないと出かけれなかった。

少しの外出でも足が紫色になって象さんの脚みたいにむくんで、
座っているだけでも辛かった。

食事もふた口食べればご馳走さまだった。

2年たって、
10キロも太ったー!

杖さえいらないし、
旅行だって行けるー!

血液外来は3ヶ月に一度!

少しなら、
小走りで走れるー!

(息子に言わすと変な走り方らしいけど。)

健康ってほんと有難い。

ほんっと有難いよー。